途切れない意識

台北は東京よりうるさい。アパートにいると回りの人の話す声が大きい、町を歩いていると原付が煩い、住んでいるビルのどこかの入居者の飼っている鳩が臭い。あんまりに刺激が多いので、鈍感にならないと生きて行けない。私は却って新しいところにいるせいで神経がピーンと張っていて、ちょっときつい。基準を設定しなおさなければ行けない。

こういうところで周りの人の感覚が鈍いことと意識に途切れがあることが見えた。

今日のお昼御飯のお店で、レジの後ろに従業員が座って新聞を読んでいた。食べ終わって立って、レジに進んで、支払いにレジに着いても気付いてもらえなかった。財布を出して、紙幣を出すことで音を立てた。それから、レジの人が急に私が現れて事でびっくりしたような顔をした。

昨日会社の近くの信号に止まっているタクシーの前を通って、乗りたいと手を振った。まぶしいので、運転手に気付いてもらっているかが分からなかったが、ドアを開けて中に座った。運転手が記録をクリップボードに書きとめていたので、突然後ろにに人が乗ってきてびっくりした。

イケアで敷布団と掃除用品を買ってミニヴァン型のタクシーに乗って帰った。掃除用品でいっぱいの買い物袋とリュックを後ろの席に乗せて、運転手さんが「布団がそこに載らないだろう」といって、確かに載らない。自分が真後ろに回って、荷物ドアを開けて、布団を後ろに納めて、そして前に座らせてもらった。家に着いたら、支払いをして、運転手さんに「荷物を出すので、待ってください」といった。布団を出して、道端において、真後ろのドアを閉めて、買い物袋とリュックを録り指しに横のドアを開けようとしたところで、車が動き出した。ドアを開けて「待ってください」といった。運転手が気まずい顔をして「すみません。そこのも荷物があったことを忘れた」と説明した。

この話を台湾暦8年のアメリカ人同僚にしたら、こう答えた。私もそれに気付いた!でも、アメリカに帰ったら、アメリカも変わらないと思った!ただ、広いから、階段と廊下で邪魔に立っても人が通れる。

周りの意識の途切れの話を続ける。先週の土曜日に道を渡るのを待って、自転車に乗った中学生の男の子も待っていた。中学生の右前が近づき、自転車の後ろを通ろうとした。自分の左足が自転車の後ろに付き、その隙から右足を前に盛ってこようとしたら、自転車が後ろにずれて、私が自転車を蹴ることにならざる終えなかった。男の子がハッと振り向いてびっくりした顔をした。斜め前から近づいたのに私のことにぜんぜん気付いてもらえなかった。

この前の日曜日に道を渡るところに、自分の前に自転車に乗った4歳ほどの女の子が右後ろから斜め左へと横ぎった。対向に自転車に乗った少女がぶつかりそうだったが、スピードを落とすより、右にハンドル切ってさけて通ろうとした。二人が横に同じ方向にずれていたのでぶつかる軌道。対向の少女が急ブレーキをかけて、4歳の子の自転車の前輪の後ろの自転車フレームにぶつけて、4歳のこが倒れるとこで私が手をのばして、支えた。ケガもなかったので、子供も泣かなかったし、二人に「気をつけてね」と言って歩き続けた。

東京ほど込んでいないのに、台北では人はよく通り道とエスカレーターにも邪魔になるところで立ち止まったりする。この前イケアの食堂で食べることにした。そこで、人が避けて通れないところに女の人が立ち止まって携帯をいじっていた。女に「そこにたつと邪魔だから、他で立って」とお願いした。女は目を合わせずに立っていた床を確認して、半歩ほど右にずれて携帯電話をいじり続けた。変わらずに邪魔。自分が座って食べ初めて、観察をし続けた。通り道が肩幅二つほど狭くて、両方面の人が譲りながら通おらなければいけなかった。その真ん中で女が何も気にせずに携帯をいじっていた。けれども、邪魔された人は誰も不愉快な顔をしなかった。

ちょっと話が変わるけど、火曜日に給湯器に火が付かなかったので、大家さんに電話して、それから大家さんがガス会社修理を頼んだ。引っ越す前に部屋を見たときに全部の物の動作確認をして家主を疑う気がしなかったが、やっぱり全部疑ったらよかったのに。

ガス会社から電話があって、翌日の昼12から13の間に先生に見てもらうアポを取った。(台湾で修理などをする実務技術の人を師夫と敬称する。これは先生という意味。)その翌日の朝携帯を見て不在着信があった。折り返しの電話をして、ガス会社につながった。自分から「そちらから電話があったので折り返ししましたが、昨日御社でお昼ごろに先生が来るアポを取りましたが、それはまだそれで大丈夫ですよね」と聞いた。

「今調べますから、お名前、住所、電話番号を教えてください。」
教えたら、「今先生を探しますから、こちらからお電話させます。」

数分後、電話があった。「ガス会社なんですが、給湯器が働かないので、その調査の依頼ですね。」
「はい。」
「今日の六時頃は大丈夫ですか。」
「ええと、昨日の夜に既に御社とお昼ころのアポを取りましたが。」
「すみません。誰と話したかは分からないのですが。あの地区は私の担当だから、来るのは私です。今日はかなり埋まっているので、六時にならないと時間がないんです。」
しようがないねと思い「分かりました。六時でお願いします。お名前を教えてください。」
「堝(か)です。」
「では堝さん、六時にお待ちしております。」

11:30ころに電話がなった…

「ガス会社なんですが。」夜に話した女性の声だった。
「はい。楊ですが。」
「うちの先生が松山通りあたりから向かっています。」
「そうですか。」
「後三十分ほどにそちらのアパートに着くと思います。」
「分かりました。先生の名前を教えてください。」
「朝です。」
「ではお待ちしています。」説明してもしょうがないと思って、控えた。

朝さんがその30分後ではかんく、55分後に来た。来て、「差圧盤が行かれている。修理してもいいんですが、修理したら別のところが壊れてしまう可能性大です。」会社に電話して状況を説明した。大家の修理許可を待っている間に、朝さんがその給湯器に何度も修理の手が入っていることを説明した。着火器と回路版の二箇所に指を差して見せた。会社から電話がきて、大家さんの許可をもらったので、給湯器を取り外して、翌日の朝にアポを取った。

午後三時ごろに思い出した。堝さんに電話した
「堝さん?」
「はい。」「あの、こちらは大安区の楊ですが。お昼ころに御社から既に先生に見に来てもらった。」
「そうですか。では、私がもういかなくてもいいということですね。」
「はい。もう大丈夫ですよ。」
「分かりました。電話ありがとう。」
「とんでもないです。」

台北の事務所に人が増えたのでラボを同じビルの別箇所に移動して、エンジニアもそこに席替えしている。今週の月曜日に引っ越した。昨日電話しようと したら、電話回線に問題があることが分かった。携帯電話を使うしかなかった。今日、鍵で入ろうとしたが、どこの鍵か分からないけど、そのドアの鍵じゃな い。しかも同僚全員が私と同じ鍵だった。調べたら、おそらく合鍵を頼んだ会社がどうやら別の鍵を作った。

日本はすごくちゃんとしているから、台北は皆気楽だけど、気が抜けている。

結論。ここにいると改めて自分の弱さが分かる。如何に一日に人の記憶と良心に頼っていることが分かった。というのも人に何かをさせることができない。ある人に話を決待っても、その先に伝わらないかもしれない。人を動かそうとしても、動かないのかもしれない。約束した時間に人が遅れるか、こないかもしれない。言っても、覚えてもらえないかもしれない。自分が気をつけても、人に不注意で怪我をするかもしれない。抑えるべきポイントを抑えても、全部が崩れてしまう可能性がある。だから、「隙を作らない」のはポイントを抑えるだけではなく、崩れても大きなこころでそれを寛容市内と行けない。

十年に日本で感覚が繊細に磨かれたが、そこで同じ感性を周りの人に求めるようになった。台北の環境に適そうするために、市民が感覚を鈍くしているのだろう。でもちょっときつい。この一週間で音で寝られなかったり、人の鈍感さにぶつかってしまっている。程度の加減で、誰もが自分の世界に入っている。もっとマイペースになれれば、できれば自分の意識の途切れをなくしながらも、周りの人にその人の世界にいさせながら、お互い気持ちよく付き合える。これで、ちょっと台湾にいる間の目標ができた。

でも場合によって、人を動かすには、自分をちょっと厳しくて面倒くさい人として見せなければいけないだろうな。

少し変化していることが分かる。昨日買い物をして、エスカレータで人がステップの中ほどに立った何人かいた。近づいてもどかないから、小さい声で「すみません」と言っても気付いてもらえないので、そこでマイペースになり、軽くぶつけた。そうすると越される人が目もあわせず、嫌な顔もせず、少 しどいてくれてとおしてくれた。

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