これは私の怒りじゃない

長年、東京バイリンガルトーストマスターズクラブにお世話になった。これは人前で話すことを練習するクラブで、例会の構成で英語と日本語の部で各部でスピーチ2つ、論評2つ、即興スピーチ3つができる。

クラブで、成田空港のある航空会社のグラウンドスタッフの女性が会員だった。ある例会でこう話した。仕事でチェックインの手続きを済ませようとする人が怒って叱ってきた。やっぱりしかられたことの不公平を感じ、攻撃されたと感じ、気持ちも上がってきたが、ふと思ったら、自分の中で「これは私の怒りじゃない」という声が聞こえた。

そこで、平静に対応することができた。焦らずに対応できたら、その人が去って、列に並んだ次の人が来た。

気づいたのは、相手の怒りは所有しなければ良い。そのいからを受けなくて流せば良い。

これを思い出したのはこの頃、カフェで友達がその姉貴の結婚した旦那がいかなる悪いやつだと語っていた。なるほど悪い奴、けれども実はその旦那がもう亡くなっている。「もう良いだろう」と私が言った。「相手はもう死んでいるし。ちょっと残念な人だと思えばいい。」
友達が笑った。「私は機嫌がいい人だと思うけど、機嫌如何にいいとしても、どうしても許せないことでびっくりして怒ってしまうね。」そしてその怒りも去って、次の話題に移った。

昨日の夜に歩いたら、自転車で歩道に乗って速度を出していた女が速度を落とさずに向かって来た。歩道が狭くなるところだったから、そこで自転車が通るのを待った。あの乗り方のままでは事故が起こらない方が不思議。けどめ、ここでは事故が起こらなかった。いつか事故が起こったら、事故で教わるが、今は私に教える責任がないと断言して、怒らなかった。

Leave a Reply

Fill in your details below or click an icon to log in:

WordPress.com Logo

You are commenting using your WordPress.com account. Log Out / Change )

Twitter picture

You are commenting using your Twitter account. Log Out / Change )

Facebook photo

You are commenting using your Facebook account. Log Out / Change )

Google+ photo

You are commenting using your Google+ account. Log Out / Change )

Connecting to %s